04月22日:「水戸のメロディーを収録しに行く」。

 水戸、言わずと知れた茨城県の県庁所在地。しかし、生まれてこのかた16年、ユースケはその地に一度も足を踏み入れた事は無かった、茨城県民でありながら…
 そもそも、なぜ水戸に行く事になったかと言うと、「低速進行!!」管理人でいらっしゃるminatchさんが製作されたBMSに関係がある。氏が作ったBMSの題材になったのが、水戸駅7番線の発車メロディーであり、その感想を氏のページの掲示板に書きこんだところに、ユースケが「実は、地元民ながらまだ実物を聞いた事が無い」みたいなことを付け加えたところ、レスとして「それはいけません、ぜひ来ましょう」と言われていた。時期も春休みだったのだが、いろいろとやらなければならない事があり結局04月16日になるはずだったが、ユースケの都合が悪くなり04月23日に。しかし、この日は氏のご都合が悪くなり、最終的にその日に決まったのである。
 そして、なぜ今までユースケが水戸に行った事が無かったのかという事については、「
荒川沖-水戸の運賃は片道950円であり、これは荒川沖-上野間の運賃と同じである。同じ料金で東京まで行けるのに、同じ料金で地元県内をウロウロしたくない」と言うのがホンネだった。

 さて、長い前置きはさておき…、当日はユースケが荒川沖09:19に乗り、minatchさんは友部09:55着の水戸線に乗車。ユースケが乗った電車が友部に10:02に着くのでそこで合流という事になっていた。しかし、世の中はそんなに甘くない。母親がオトートの授業参観へ、父親はテニスへ行ってしまうため、駅まで送ってもらう予定だったのだがそうはいかなくなっていた。父親は、母親をオトートの学校まで送ると言っていたので、指定電車遅れてしまっては困ってしまうと判断(当たり前だろ)し、車に同行し、中学校経由で駅まで送ってもらう。
 遅れる〜、と思い急ぐ。ホームでは入線を告げるアナウンスが入っている。急いで切符を買って急いで改札を抜けて急いでホームに向かった。が来た電車は指定電車ではない、二階建て車両だ。何と、
時間に間に合ってしまったばかりでなく、一本速い電車にも間に合ってしまったのだ

 「二階建てか〜、しょうがないな〜」。一本早いがそれに乗車する事に決定、09:00発、19分早い電車だ。「途中で降りて乗りなおせば良い」と思っていたのだが、結局友部まで乗車。12分も待てば次の電車が来る、それまでにはminatchさんも来ると思っていた。そして、乗っているはずの電車も到着、だが氏は乗っていなかった。
 氏の到着を待たずに本当の指定電車に乗車。が、何とminatchさんが乗車しているではありませんか! なんと、友部まで自転車で来て暇だったから隣の岩間まで戻り指定電車に乗ったのだそうだ。何はともあれ、合流できて良かった。

 水戸に到着後は、即メロディーを収録。初めてライヴで聞いた水戸メロの感想、「素晴らしい」。特に、5・6番ホームはお気に入りよ。って、そんな事はどうでも良いのですが、ここではいろいろあっておもろかったぞぉ〜。

  まずは、とにかく収録。3・4番線は来て早々にクリア。5・6番線の収録に向かうと、コンプレッサーやその他の雑音を避けたいのが心情。そこで、勝田方に向かって歩くと、な〜んか背丈の低い位置にあるスピーカーを発見。5・6番線の収録では、以後「定位置」とした。その後は、5・6番のホームでたむろしてDeepな会話。私が水戸に来る数日前にネット上で問題になった事があり、その事についていつに無くシリアスな会話。その合間に流れる8番線のメロディー。もう、ムードぶち壊し!ホント、益々益々嫌いになりました。
 その後1・2番線(水郡線)ホームの収録をしようと思っていたのだが、ほとんどがワンマン列車である。これは何を意味するか…、
メロディーを鳴らさないと言う事を意味する。車掌が乗務する列車は、11時台に1本と、16時台から18時台までの列車(だったはず)だけである事が判明。で、11時台(?)の列車で収録するが、ダメダメ…。

 昼食を取るべく駅の外に出る、丸井の地下のマックで昼食。いろいろと盛り上がる。しっかし、この「丸井」。伝統の「○|○|」じゃ無くって「MARUI」と露骨に書いてある、気に入らぬ。
 食後は、「MARUI」のゲーセンでminatchさんが「DDR」をプレイ。う〜ん、お上手。私には絶対に無理無理。だって、音感・体力ともにゼロだもん
 水戸の駅ビル「EXCEL」の上のほうにあるゲーセンで「電GO!3 通勤編」をプレイ。まず最初はminatchさんが「201系 中央特快・東京行き」をプレイ。しかし、四ッ谷で…(以下自主規制、記憶に無し)。私は、経験が浅いと言う事で「209系 総武中央線各駅停車・秋葉原行き」を。しかし、オーバーランをやらかすわダイヤが乱れるわで「もう、ダメ
((C)平幹二郎)」って感じ。結局、信濃町で早着しすぎて制限→停止の順に(だったかな)信号が現時され、「よっしゃ、飛ばせば大丈夫!」と思い80km/hまでかっ飛ばすが、四ッ谷手前の御所トンネルを抜けたところの制限55km/hに引っかかりアウト。

 一仕事(?)終えた後、minatchさんのお買い物に御付き合い。駅から徒歩10分ほどの「石○電気」にイヤホンをおっ買い物っ((C)西武百貨店)。驚いた事に、水戸の石丸は雑居ビルの地下。つくばのスケールに慣れてしまうとちょっと驚き。
 その後、買い物も終了して、上階の本屋のほうに目を向けると、なぁ〜んか気に
なるものを発見しちゃったんだよねぇ〜。そいつに引かれて本屋に入店。鉄道雑誌をセオリーどうり立ち読み。見聞を広げる事はよろしい事じゃ…。

 本屋を出て、またまたminatchさんがゲーセン方面へ。またもや「DDR」か?と思いきや、何と足元のパネルが六つになってる…。私は、もう付いて行けません…。その風景を見ていても、「俺にはダメだろうなぁ」と思う始末。でも、氏は踊りきっていた。
 その後は駅に戻り収録の続き…。

 ひとまず入場券で入場。収録していたが、何か様子が違う。何が違うか…。テープが回ってないじゃないか!さあ、困った。録音ボタンを押すも2〜5秒回って途切れてしまうのだ。収録途中でも止まってしまう。
 はて、なぜか?と7番線のベンチに座って考える。まず、再生ボタンだけ押してみる、問題無く動く。さあ、テープが押すべきつめを指で押して録音ボタンを押す。やっぱり2〜5秒で静止。軽くショックを与えて見る、以下同文。今度は強くショックを与えて見る、
以下同文
 ここまで来ると、「機会との対話」しかないと思う人。最初のうちこそ「なぜ動かないの〜」「困るんだよ、君が動かないと…」などと軽めでしたが、そのうち「
君の替わりはいくらでもいるんだ」「おまえなんかここから落としてもいいんだぞ」などと脅迫的に。最終的には「火あぶりの後水攻め」「楽しい分解の時間」まで思考が飛ぶ。ちなみに、minatchさんも「火あぶり・水攻め」には賛成意見でした。
 と言っても、機材が馬鹿になってしまっては水戸に居る意味も無くなった、さあLet's帰宅!と思ったところでとあるスイッチを入れると、あら不思議録音が可能じゃあ〜りませんか。
 そのスイッチとは「自動録音スイッチ」と呼ばれるシロモノで実は「自動録音モード」になっていたと言うワケ。確かに、自動録音だと音が鳴らないと録音が始まりませんね…。

 その後は、録音続行。丁度水郡線のワンマン運転が途切れる時間帯。丁度よろしいじゃあ〜りませんか。さくさくッと収録を済ませようと思いきや、喋り駅員氏登場!それも、特急オンリーで…。 結局そいつに悩まされる事になり、18:50発のフレッシュひたちまで粘ってやっとOK?と言う物を収録し、水戸駅はひとまずコンプリート!

 その後は、19:07発の普通電車で帰宅。minatchさんとは友部でしばしのお別れ。私は20:13に無事地元帰還。

感想としては、「茨城県内も良いもんじゃないか…。」
そして、当日minatchさんにはお忙しいところをわざわざ時間を割いていただいてありがとうございます、この場を借りてお礼申し上げます。

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