あえて、某月某日にさせてください。

 ○ユースケ壱号の告白
 もう時効だと思うので言っちゃいますが、某月某日に学校をズル休みして、東京行っちゃいました!

〜院智喜出版(株) 「21世紀世界変人語録」より〜  

 つーわけで、久々の東方見聞録がなんと「学校サボって行った東京」ってのはなんともインパクトのあるお題ではないですか! ということで、本当は黙ってなきゃいけない出来事ではあるが、日本全国にに発信しようかなと思うわけよ。
 で、なぜ行こうかと思ったのかはまた深いわけがありまして、メインは「買い物」だったりする。乗り鉄でも撮り鉄でもないところがミソ。もう一度言っておくけど、メインは「買い物」。「じゃ、サブは?」と言う質問は管理人権限で却下。ま、賢明なページ閲覧者の諸君には、120%の確率でバレているものと思われますが…(^^; てなわけで、約1年ぶりの見聞録、見てってちょうだい!

 それは衝動的理由から始まった

 前日が休日だったにもかかわらず、あえて学校をサボって行ったのには訳がある。「願書の〆切」という、重大な問題である。おまけに、出さなきゃならない日の数日前に願書が揃ってなかったのである。正直、神に祈るしかないと思ったね。でも、神ってのはいないんだから自力で何とかするしかない。よって、「地元にないから他に目を向けるしかない!」という公式が俺の頭の中に瞬時に出来あがったわけです。
 と言うわけで、「こんなに大変な事になっちゃったんだぞー」という事を前日の夜におかーさまにオファー。案の定、「何で今日行かなかったのよ?」と突っ込まれるも、次の日の朝に、「今日、行くんでしょ?」と言われたので、納得してくださっていたようだ。ちょっと安心。
 しかしである。本当は、学校が終わってからor学校を午前中で引き上げて行く予定だったのだ。しかし、その日は学校が終わるのがいつもより遅い日であった。よって選択は後者になるわけだが、ここで天使vs悪魔の格闘が始まってしまったのだ。

 悪魔:どうせ途中で抜け出すぐらいなら最初から休んでしまえ!
 天使:すべてにおいて学業を優先しなきゃだめよ!

 もちろん、この格闘の勝者は悪魔であることは言うまでもない

 おかーさまには「頭痛いってことにしておいて」と告げ、朝食を食いながら居間でテレビに見入ること数十分。9:18の電車に乗るために駅へと出発することにする。

 やっぱりワシは堪えられなかった

 9:18の電車。それは残酷な乗り物である。かろうじて、ドア横の2人掛けのロングシートに陣取る事は出来たが、車内は滅茶苦茶込んでいる。どうしてこの混む時間に8両編成で上野まで電車を走らせなきゃならんのか? と、当局の神経を疑った。
 実はこの電車、上野に10:20分に到着すると言う、東京のデパートの開店時間に合わせて動くチバラキマダムにはもってこいの電車なのだが…。ちなみに、「狭い→密度濃い→おかげで化粧臭い」という構図が瞬時に出来あがるかと。
 途中で柄の悪い高校生が乗ってきた。ま、平日だから何ら問題ない風景ではあるが…、って遅刻してるぞお前! と、とりあえず心の中でツッコミを入れておく。そんなこと言ったら、俺なんか遅刻している彼よりもっと悪いことしてるんだけどね

 電車は取手を過ぎ、我孫子を過ぎ、松戸を過ぎ、特急待避することなく北千住まで走ってしまった。流石に北千住で待避するだろと思っていたのだが、上り本線・3番線に入線。結局待避なしで日暮里まで行きつく事が出来ました。
 日暮里では、とりあえずメロディー鑑賞タイム。実は、乗ってから三河島まで全駅で途中切りをかましていた車掌氏だったのだが、ここぞとばかりにこの曲鳴らしてました。

 日暮里からは山手線に乗車。ボケーっとドア際に立って外の景色を眺めつつ、なぜか池袋で下車。なんとなく埼京線か湘南新宿ラインに乗ってみたくなったのでした。とりあえず、電光掲示板を見ると埼京線よりも湘南新宿ラインのほうが先に来るとのことなので1番線で電車を待つ。来た電車は国府津行きの115系電車。渋谷までの乗車。しかし、池袋で降りた山手線に追いついたのも渋谷だったりする…。まぁ、良いんだよ、多分。

 しかし、ここから先はY1流。まず、新設になった新南口に降り立つ。本当はハチ公口に用事があったのだが、なんとなくこういう新モノに弱いのね。結局、ハチ公まで5分ほど歩き、最初の目的地のブックファーストに。

 場所的には渋谷の駅から東急百貨店本店(Bunkamura)に向かう道の途中にあるのだが、一回も入ったことはなかった。しかし、驚愕の事実が発覚する。まず、願書を売っているコーナーを探すも、見つからないため店員さんに聞くと「5階にある」とのことだったので、5階に行ってみたらビックリ。参考書のコーナーと漫画のコーナーが対峙しているのが印象的であった。流石は関西私鉄資本の本屋だ。
 ここで買えたのは1校のみで、後の1校はほかの場所ということになり移動開始。ところが、すんなり移動できないところがやっぱりY1流。するすると渋谷西武に吸い込まれていく。実は、無印良品があるにもかかわらず見落としていたのでした。
 しかし、カタログの店舗一覧には「西武の地下」とだけ書いてあったのだが、実際はLoftの地下に存在していることが判明。どうりで見落としたわけだ…。だって、店内案内図西武のほうだけ見てましたから。
 結局行った事は行ったが、なんとも入りにくかったので前だけ素通りして渋谷駅まで舞い戻り新宿へ。

 ここでもワシは堪えられなかった

 新宿到着。進路を新南口にとり、お約束通りタカシマヤタイムズスクエア吸い込まれていく。ここまで来ると、自分の意思でそこに行くのではなくほとんど本能で動いてるんだなということを実感させられる。そして、真の目的は、隣接している紀伊國屋書店にあったのだが、体は裏の目的東急ハンズ本能的に進路を取る
 エスカレーターを上がっていき、5階でとある物が目にとまる。前までガラスケースに入って売られていたモノが外に出て売られていた。そのモノ自体はウチにもあるのだが、やっぱりしばしの溶解を楽しむ。そして、7階でカレンダーを購入。真の目的へ向かう。

 紀伊國屋書店。田舎者のワシはココに来れば何でもあると思い込んでいるのだが、流石紀伊國屋。やっぱり期待を裏切らないねぇ。と言うわけで、残りの1校分の願書も入手して、あとは自由に動けるわけだ( ̄ー ̄)、と思ったのだが、おかーさまより「東京行くんだったら、解ってるわよね?」との発言とともに諭吉二枚を渡されてこんなところで買い物をさせようとするんだから、もう。
 しゃーないので、新宿タカシマヤと新宿三越のショップをはしごするもお目当ては見つからず。結局、中央線→山手線で有楽町まで抜けて日本最大級の銀座松屋のショップもあたったが、売り切れであった。そこになければ他にあたる必要はないということで、今度こそ自由行動。

 お約束だけどワシは堪えられなかった

 松屋を出て中央通りを京橋方面に歩き始める。1丁目にナニがあるですよ。ナニが(笑。 長いことは滞在しなかったが、のど飴だけ買って再び有楽町駅方面に歩を進め、東京最大に吸い込まれる。ちなみに、銀座から有楽町までは徒歩5分。同じ系列だけど、品揃えの問題。そこで私はマガジンホルダーを購入してそそくさと退散。

 なぜこの私がそんなに慌てて某所から出たかと言うと、くどいようだど今日は平日。帰りに電車通学の連中に見られちゃったらどうなるか想像できたもんじゃございません。と言うわけで、通常の東京遠征のときよりも異例の早さで上野に行って常磐線に乗って15時には地元に着く電車で東京から撤退。初戦終了。

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