リヴェンジを果たしに、8月22日に…。

 序文 オカイモノ奇行、三度目。

 8月22日は、何をするでもなく自宅でまどろんでいて、翌日に控えた帰省のためにダラダラ準備をしていたんですよ、そうそう。
 しかし、その有閑な午後も1本の電話によって破られることとなる。
 って、こういうふうに書くと、ご本人からクレームを受けるかもしれないが、面白おかしく書くための演出だと思って勘弁いただきたい。「じゃ、この内容はフィクションなのか?」とご本人のみならず、読者からもクレームを受けそうであるが、これも本当のことであるのでクレームを送り付けないで欲しい。フィクションなのは「有閑な午後も〜〜〜…」の部分である。
 だってねぇ、「本厚木無印行くんだけど、リヴェンジしに来ない?」って内容ですよ。それを、ワシが「破られる」なんて本心から書くわけ無いじゃないですか。
 とまぁ、前置きはさておき、遅い午後にも関わらず心ウキウキと出かけていったのでありました。

 コレで良いのか小田急電鉄。

 電話の主はminatchさんで、何でもCDプレーヤーをご所望のようで。で、閉店セールで安くなっているところを狙って購入というわけでありました。そんな氏とは本厚木で16時に待ち合わせ。
 そんなワシはといいますと、時間を気にせずに川越から東上線に揺られて池袋まで行き、普通どおり山手線で新宿まで移動。いつもなら、和光市から地下鉄に潜り有楽町線永田町→半蔵門線表参道→千代田線代々木上原→小田急線本厚木まで行くところであるが、今日はなぜか銭に余裕があったので、ロマンスカーに乗ってみたくなり、あえて新宿なのですよ。つうか、今から無印行くってのに「車内で飲むものが欲しい」とて、コムキオスク行ってます。ココまで来ると、ほとんど病気ですな。

 物資調達が済み(って、これから行くのだけれども)、小田急の乗り場に行き、15:10発・サポート35号の指定券と乗車券を購入。発車時間まではまだあったのだが、ホームに下りてみる。
 ワールドカップ関連でかどうかは詳しく知らないが、小田急新宿駅構内の案内板の表記に、日本語と英語以外にもハングルと中国語が追加されていた。しかし、「ロマンスカー乗り場」の4ヶ国語表記。英語は普通に"Limited Express"と表記されている。ハングルは何が何だか判らないのでまあ良いとして、問題は中国語だ。「"浪漫"特快」って、まんま当て字ですね。そーいえば、昔こんなタイトルの曲が流行りましたね(違。

 表記類へのツッコミをしつつサポート号に乗り込む。車種は30000系EXE。ロマンスカーと言えば「前面展望」「連接台車」の7000系、10000系のイメージが強いですけどね。
 新宿を発車すると、車内放送が入る。しかし、異国情緒感じつつ小田急の特急に乗っているのに、何ですか? 放送前のチャイムが西武10000系・レッドアロー号と一緒つーのは? やろうと思えば本川越から私鉄有料特急だけ乗って本厚木に行く事も可能なのだが、結局は同じチャイムを聞くことになるという。ちなみに、携帯のメール着信音にするほど好きな部類に入りますが(ぉ
 しかし、車内放送にはまだ言いたい事がある。日本語の後の英語放送だ。

 例(英語部分は滅茶苦茶です、正しいと思ってはいけません)
 "Welcome aboard …略 , This train is bound for 小田原"

 日本語ですよ! 日本語! 東急目黒線とかでも聞けるけどさ、特急たるものがコレでいいのかと思ってしまうわけですよ。つーか、コレ聞くために私は500円も払ったのかと思いたくなりますな。実際違うけど。
 (ちなみに、ゆりかもめではもっと面白い英語放送が聞けます。)

 そんな英語放送に身悶えつつ、電車は複々線化工事真っ只中の世田谷区内を走る。しかし小田急よ、工事してるからかもしれんが急行も遅けりゃ特急も遅いな。
 電車は新百合ヶ丘に止まり、次の相模大野で後ろに連結していた江ノ島線に行くえのしま号と分割し、本厚木へ。本厚木にはもうminatchさんがご到着されておりました。

 散財モード・スイッチオン。

 早速ではありますが、氏と二人連れ立って本厚木無印へ。しかし、売りさばくものもなくなってきたと見え、かなり棚はガランとしておりました。そして、残念な事に氏ご所望のCDプレーヤーも売れてしまっていた。結局、残りのフロアでめぼしいものを探し、お菓子類を買い込み移動する事に。移動先は、藤沢。ええ、感のよい方ならこの地名を聞けば解ると思いますが、無印梯子してます。しかも、すでに紙袋持ってます

 移動は厚木まで抜けて、相模線で茅ヶ崎まで出る。そこから東海道線で藤沢まで移動と言うルート。相模線に乗るのも久々である。
 厚木は小田急の管理駅なんですね。よって改札機も小田急のものになるのですが、Suica読み取り端末がついているという不恰好さ。まぁ、西日暮里の千代田線連絡改札にJRの改札機がおいてあって、そこにパスネット通せるぐらいのカルチャーショックだと思えば問題ないかと。
 で、調達したバナナバウムを食べつつ待つ事数分、4量編成の205系が到着。茅ヶ崎まで移動し、猛ダッシュで東海道線ホームへ。乗れないはずだった電車に何とか乗れて藤沢で下車。第二の散財スポットへ。
 minatchさんは、そこでご所望のCDプレーヤーを購入される。かく言う私はと言いますと、帰りの電車賃との兼ね合いで何も買わずじまい。
 その後は、スタバでコーヒーをすすり、藤沢駅でminatchさんとお別れ、ワシは小田急藤沢駅から新宿行きの民となる。途中相模大野で尿意を催し、用を済ませて同じの電車に乗り込むというアクロバティックな芸当も披露しつつ代々木上原で千代田線に乗換。車両は203系とか言う車両。ちなみに小田急道中の記憶はまったくありません。
 その後はいつも通りに表参道→半蔵門線永田町→有楽町線和光市→川越入庫。帰省に備えて準備しつつ睡眠モードとなりました。

 最後に、minatchさんへ
 お誘いありがとうございました。でも、今度はもう少し早い時間に連絡くだされ(ぉ

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