最近の見聞録って、登場人物と行き先が限られてきてます。

 序文 今、(私的に)神奈川がアツい!。

 ええ、神奈川方面に知人が多いせいもありまして、神奈川に行く頻度が急激に増しております。私的ではございますが、神奈川って心打たれる所が多いんですよ。まず、埼玉にはない海ね。神奈川は海との関わりが非常に密接であります。港ヨコハマ・ヨコスカとか、湘南とかね。そこで、神奈川における海と鉄道との関連を考えると、真っ先に思い浮かぶのが江ノ電ですね。もう、理由も無く萌えますな。あと、臨海部を走る鉄道ですな。鶴見線やら専用線やら、もう、見てても見飽きないほどディープなところがまた良いわけであります。
 そして神奈川といえば、箱根でありますよ。かの碓氷峠よりも勾配のきつい80‰の坂を登っていく登山電車など、もうたまらん。乗ったこと一度しかないけど。
 で、ココまで蘊蓄をたれておいて神奈川に何しに行ったかといいますと、メインは横浜の市電保存館がリニューアルオープンしたという事なので、いつものメンバーで行こうと言う事に。

 とりあえず大移動。

 とりあえず、川越10:24発の急行で池袋まで。しかし結構混んでるのよね。まぁ、私鉄の場合、特別に料金を取らない優等列車に乗客が集中するのは致し方ないことであると思うしかない。でも、川越でも座れたのはココだけの話だ(ぉ。
 池袋からは、湘南新宿ラインに乗って行こうと思っていたのだが、時間が合わず、りんかい線直通の埼京線で新宿まで移動して、始発の新宿湘南ラインがあればいいなぁ、と思っていたのだが、結局渋谷まで行って乗換となりました。だって、新宿でLED確認できなかったんだもん(ぉ。
 乗り換えた電車は、215系。先頭の2階席に陣取り、途中の新川崎まで1ボックスを陣取る。しかし、座席デザインに凝った電車だよな、215系って。評判の悪い209系から先の新車群の座席より座りにくいのは気のせいだと思うが…。

 途中から天気が悪くなってきた。雨は降らなかったものの、予報では晴れるはずだった。しかし、何とも言えない曇り空。そーいや、神奈川方面に行く時は天気がよろしくないような気がする。
 電車は、西大井、新川崎と止まっていき、京浜東北線・東海道線と合流する。ちょうどそのころ、minatchさんから電話が。どうやら、鶴見にいたらしく、ワシが乗った電車から見えるかどうかという内容だったのだが、進行方向左側に鶴見駅があるのに対して、右側に座っており全然わからない状態だったという。
 そんなminatchさんと、SANCHEさん、もとろ〜さんと横浜で乗り換えた京浜東北線車内で合流。桜木町で下車。

 横浜右往左往・海沿い編。

 桜木町に降り立った「ひよこ同盟(←あの夏の日を覚えているだろうか(ぉ)御一行様」は、SANCHEさんのナヴィで市営バス21系統・市電保存館行きバスに乗り込む。しかし横浜市営バス、噂には聞いていたが飛ばし過ぎです。つーか、駅前のロータリー内でハンドル切りながらアクセル踏まないでください。まぁ、知り合いのおとーさま(しかもドライバー)にも「恐ろしい」と評を頂いた横浜市営バスだけあるかと。
 まぁ、一度は乗ったことある系統なのだが、通しでは乗ったことなかったりして。途中で乗り換えてたりしたんでね。
 道中は終始、一般人には訳の分からない話に、沿線に関するSANCHEさんの解説を織り交ぜながら、およそ30分で目的地に到着。萌えツアーと相成りました。

 市電保存館館内は平日ということもあってか、この時のように混雑しているわけでもなく、ゆっくり市電の細部を堪能できました。
 まずは、市電運転シミュレーター。前面にだけ映像で車窓を再現しているのかと思いきや、流れる車窓も再現されていて、客席でも楽しめました。これに地下鉄博物館の6000系シミュレーターみたいに揺れてくれればもっと臨場感があるなぁ、と勝手に思っていたりしたのですが。しかし、いざ運転となるとそのチープさといったらないですよ。原理は、鉄道模型をやっているようなものとでも言えば言いのでしょうか? マスコンを回すと画像が動き出し、マスコンを戻すと映像が止まるといった代物。車窓だけなら楽しめたかも、とちょっと後悔してみたり。
 しかし、保存車輌のほうは車内に冷房装置が取り付けられてた以外はリニューアル前と変わらず、十分に萌えられたのですが。
 そして、最大の萌えは何と言っても、市電車庫入れゲームではないでしょうか。ルールは簡単、制限時間内に市電を、トラバーサーを巧みに操り同じ色の車輌があるところに入れるというもの。これが単純ながら結構はまるんですよ。下手なパズルゲームよりよっぽど暇潰しになるかと。
 このゲームを前にして、黙っちゃいられないのがひよこ同盟御一行。対決なんかしてみたりして、いい大人がパソコンのモニター前でギャーギャー騒いでるの。赤の他人ならば、「あいつら何なんだ?」状態になるのかと。

 そうこうしているうちに腹が減ったという事で意見が一致し、市電保存館からもと来た道を戻る事に。

 横浜右往左往・山沿い編。

 さて、桜木町駅前。男4人どこで飯を食おうかという話になり、いつのまにやら話は、桜木町から地下鉄に乗り、新横浜ラーメン博物館に行くという事になっていた。そうと決まれば話は早いもので、市営地下鉄に乗り新横浜で下車、ラーメン博物館ツアーとなったわけであります。
 地下鉄に揺られる事約20分、新横浜の駅に降り立った一行は、そそくさとラーメン博物館を目指す。
 中に入るや否や、館内の"作りこまれた昭和30年代(?)"の感じが、リアルすぎてたまらなく感じる。つーか、リアルタイムに知らないからそう感じるだけなのかもしれんが。
 とりあえず、あっけにとられていてもしょうがないので館内を回った後に入店する事に。しかし、トイレに至る通路の入り口のところに、営団マークが掲げてあったのには驚きましたが。

 まずは、ワシのチョイスで旭川ラーメンの蜂屋に入店、ミニラーメンを頼む。つーか、デカいの1杯で人数分回るとしたら、ラーメン博物館に骨をうずめて帰る事になりそうな予感がしてましたが、各店舗ごとにミニラーメンが用意してあるのはありがたい。つーか、入場料300円とラーメン1杯だけだったら、単なるボッタクリ施設になってしまいますな。
 で、肝心のラーメンのほうはといいますと、焦がしたラードが表面に浮いているのがミソで、それがまたこってりしていて美味い。
 2件目はminatchさんのチョイスで久留米の魁龍。本当は札幌はすみれのみそラーメンをご所望だったようですが。さっきもこってりだが、こちらはそれに負けず劣らずのこってり。激しく過激なぐらいに濃厚な豚骨スープなのだが、非常に飲みやすく美味い。ある程度味わってからにんにくを投入。SANCHEさん以外は口が臭い状態だったんだと思うんだが(ぉ。
 3件目は、もとろ〜さんのチョイスで、熊本のこむらさき。ここも豚骨ラーメンですが、こちらはオーソドックスな豚骨。ちなみに、こってり3件目。流石にこの辺でダウンしかけましたが、何とか完食。だって美味しいんだもん♪ ちなみに、2件目まではスープ全部飲んでましたが、流石に3件目は残しました。
 4件目は、SANCHEさんのチョイスで八戸麺道・大陸なる店に。何でも、かの有名な佐野実氏のプロデュースだそうで、ミーハーなワシは限界を感じつつも食べるわけでして。まぁ、最後の最後にあっさり系で締めってのは良い事だとは思いますが、この時点で4人全員が限界に達している状態。麺は全部たいらげましたけどね。流石、食材の鬼と称される人間がプロデュースしているだけあって、具と麺と汁の相性が良く、美味い。

 4店を食べ終え、全員凄い事になりながら新横浜駅を目指す。途中のコンビニでデザートを購入。つーか、デザートは別腹です

 新横浜到着後は、minatchさんが買い物されるということでビックカメラに入店。
 その後は、第三京浜経由・溝の口駅行きのバスに揺られて溝の口へ。まぁ、道中死んでいたのは言うまでもなく。溝の口到着後は、誰か(!?)の一声で、ノクティプラザの無印に吸い込まれる。そのころには、全員全快とまではいかないが復活していたような気がする。流石だよ、無印(ぇ。

 その後は、溝の口駅から下り方面に御三方、上り方面にワシと、解散したわけであります。
 しかし、田園都市線地下区間のシールドで掘ったところ、漏水しすぎ。

 最後に、minatchさん、SANCHEさん、もとろ〜さん、お世話になりましたm(__)m 今度はぜひカレーミュージアムに…(ぇ

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